FAQ工場設備のFAQ コンプレッサー
コンプレッサーエア漏れってどれくらい問題なの?
コンプレッサーにおいて特に問題となっているのが配管継ぎ手部等からのエア漏れの対策です。
総漏れ量がコンプレッサーからの送気量の30%を超えるような工場も珍しくはありません。
仮に、穴径1 mmからの漏れ量は、圧力 0.5 MPaG、稼動時間 8,400 時間/年とすると、
年間25,704 m3の漏れ、圧縮空気の単価を2.2 円/m3とすると、この一箇所からの
漏れ金額は、年間 約5万7千円になります。
空気自体は漏れても周囲に害を及ぼさないため、ついつい見逃されがち
ですが、漏れ箇所及び一箇所からの漏れ量は老朽化とともに増えるため、
一年に一度以上の工場全域の漏れ箇所点検と、事後の確実な保守を
実施できるような体制作りが重要です。
大型連休を活用して、エア漏れ箇所を検知、修復!
コンプレッサーは、多い工場では全体の電力に対して20%以上占めるなど、大きな消費電力を費やします。
また、エア漏れは見逃していると、平均で20%程度、悪いケースでは35%を超える割合で電力を費やします。