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その他網入りガラスは割れやすいのですか?
工場の窓を見ると網入りガラスが入っていることが多いですね。
網入りガラスと網が入っていない普通のガラスは何が違うのでしょうか?
網入りガラスの使用は消防法で決められたルール(法規制)です。
火災が発生した時に網入りガラスが果たす役割は2つ有ります。
①窓ガラスが割れた時に破片が飛散することを防止します。
②室内で火災が発生しても火炎を外に出さないため延焼防止に繋がります。
※網入りガラスに防犯の機能はほとんど有りません。
網入りガラスは普通のガラスよりも割れ易いので注意が必要です。
網入りガラスが割れる原因
①ストーブやファンヒーターの熱風が当たる。
②強い直射日光を受ける。
どちらの場合もガラスと網(金属です)の温度に差が出て、熱膨張率も異なるので割れに繋がります(この現象を “熱割れ” といいます)。
工場天窓の防眩対策について
工場内の作業によっては天窓からの直射日光は眩しすぎることが有ります。
また、太陽の輻射熱により、工場内の温度が上がってエアコンの電気代も上がってしまいます。
そこで、網入りガラスに遮熱シートの貼付けが可能になれば、問題解決に繋がるのですが・・・
天窓の網入りガラスに遮熱シートの貼付けは可能でしょうか?
①網入りガラスの下(建物内)に貼付けの場合
遮熱シートの反射により太陽の輻射熱が往復の2倍当たる事になるので
網入りガラスは余計に割れやすくなってしまいます。
(窓の内側の遮光カーテンも同様に網入りガラスの割れに繋がります)
②網入りガラスの上(建物の外)に貼付けの場合
上の図のように遮熱シートをガラスの上面に貼付けることにより輻射熱の影響が無くなり熱割れの可能性を大幅に軽減することが出来ます。
また、室内の温度上昇を抑えることからエアコンの電気代削減に繋がります。
※遮熱シートの詳細については弊社ニュースレターの7月号を参照ください。
遮熱シート貼付けによる暑さ軽減や電気代の削減についてはセイフルまでご相談ください。