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配管ステンレス材料の選定方法
流体の種類、使用環境・条件などに応じて、適切でコストパーフォーマンスのよい材料を選ぶことがポイントです。
ただステンレスを細かく分類するとJIS規格で70種類以上、海外規格品も含めると200種類以上もあります。
実際使われることが多い『6種類』で比較をします。
強 度 | 耐食性 | 切削性 | 溶接性 | 磁 性 | コスト | |
SUS 303 | 〇 | △ | 〇 | ✕ | ✕ | △ |
SUS 304 | 〇 | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 |
SUS 316 | 〇 | ◎ | ✕ | 〇 | ✕ | ✕ |
SUS 430 | ✕ | △ | △ | △ | ◎ | ◎ |
SUS 410 | ◎ | ✕ | △ | △ | ◎ | ◎ |
SUS 440 | ◎ | ✕ | △ | △ | ◎ | ◎ |
※SUSとは、『Steel Use Stainless』というステンレスを英語で表記した時の頭文字です。
※stainlessは錆びないとう意味です。一般的な普通鋼であれば錆びるような環境でも錆びない特性を持っています(※万能ではありません)
≪ステンレス鋼(SUS)の主な種類≫
オーステナイト系ステンレス鋼
SUS303 SUS304 SUS316
耐食性・延性・靭性に優れているほか、冷間加工性や溶接性も良好です。基本的に磁性を持ちませんが、塑性加工を行ったときに磁性を持つ場合があります。
フェライト系ステンレス鋼
SUS430
オーステナイト系ステンレスと比べると、耐食性・加工性・強度が低いが、ニッケルを含まないことから安価で、オーステナイト系ステンレスの代替材料として用いられることがあります。ただし、マルテンサイト系ステンレスよりは、耐食性や耐熱性、加工性に優れています。
マルテンサイト系ステンレス鋼
SUS410 SUS440
フェライト系とオーステナイト系よりも炭素を多く含んでいるため、焼入れにより硬化させることも可能です。大気中で加熱した場合の耐酸化性にも優れ、500℃程度までの温度下でも強度があまり低下しないため、耐熱性も良好です。
種類ごとに特性や適した用途が異なりますので、間違いないように選択することが必要です。
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