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その他手動弁と電動弁、電磁弁の違いを教えてください。

手動弁と電動弁、電磁弁の違いについて説明します。
 

表1 手動弁、電動弁、電磁弁比較
手動弁 電動弁 電磁弁
動かすもの 人の手 モーター(電動機) ソレノイド(電磁石の一種)
運動方向 運動方向 直線運動
流量調整範囲 全閉から全開まで任意に調整可 流量調整不可(全閉または全開のみ)※比例ソレノイドは流量調整可
動作速度 遅い 速い(ガス漏れ時等は瞬時に止める)
遠隔制御 不可(人手が必要) 可(人が居なくても電気が有れば動く)
制御回路 不要 電源とスイッチ(比例ソレノイドは要)
価格イメージ 安価(構造がシンプル) 高価(構造が複雑) 比較的安価(構造が比較的シンプル)

 
手動弁(バルブともいいます)の動作について、図1で説明します。

 
①ハンドルを手で回す。
②内部の流路に有る弁機構が上下する。(直線運動)
③流量が変化する。(図1の場合、右に回すと流量減、左に回すと流量増)
 
ハンドルを回す動作(図1の①)を手の代わりにモーター(電動機)で行うのが電動弁です。
手動弁と電動弁は共に回転運動を直線運動に変換する機構を有しています。
 ※回転運動のみにより流量調整する種類の弁も有ります。
 
電磁弁について説明します。
弁機構の上下動作(図1の②)をソレノイド(電磁石の一種)で行うのが電磁弁です。
電磁弁は電磁石で弁機構を動かすことから、瞬時動作が可能になりますが、全開または全閉のみの動作になります。
※流量調整が可能な比例ソレノイドも有ります。
 
ここまでは代表的な手動弁、電動弁、電磁弁の違い、特徴についてまとめたものです。
実際は流体の種類や流体調整の目的によって多種多様な弁(バルブ)が有ります。
 
配管や弁(バルブ)に関するご相談はセイフルまでお願いします。

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