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照明LEDの発光原理と特徴、寿命について教えてください。
LED(Light Emitting Diode)は発光ダイオードと呼ばれる半導体のことです。 ここでは照明に使われるLEDについて説明します。
構造は下図のように制御回路(電源)部分と光源部分から構成されています。
発光のプロセスは以下の通りです。
①制御回路(電源)が交流からLEDの発光に適した直流を作り出す。
②発光部分に直流電圧が印加される。
③P形半導体の正孔(+の電気)が-電極側に移動する。
また、N形半導体の電子(-の電気)が+電極側に移動する。
④接合面で正孔と電子が結合して消滅する際に両者の持っていたエネルギーの一部が光となって照射される。
青色LEDが日本で開発されたことにより、さまざまな色のLEDを組み合わせて白色発光が可能となりました。
LEDの特長は以下の通りです。
①発光効率が高いので消費電力が少なくなる(電気代が安くなる。)
②寿命が長い(定格寿命40000時間等)ので買い替えや交換の手間を省ける。
③明るさや色調の調節が容易にできる。
④低温の時でも瞬時に点灯する。
数々の特長を備えたLEDは目覚ましい発展を遂げています。 様々な形状があり、さらに省電力のための調光機能や人感センサーとの組合せも可能です。
LED照明へ取り替えの際はセイフルまでお問い合わせください。